夜の堤防で五目釣り

2020年1月14日

2020年1月11日 岬町 大潮/曇り/無風

干潮1:00/満潮8:10/日の出7:06

年末の夜中に釣りをして寒さにやられてこたえましたが、日中帯はほぼ釣れないのでやっぱり冬の深夜に釣りにきました。

水によって手がかじかんでしまうので、今回は水筒に熱湯を入れて持ってきたので恐らく大丈夫!

ヘチ五目釣り

通常ヘチ釣りというと貝やカニをヘチに落としてチヌを釣る落とし込み釣りの事をさすことが多いです。

今回やるヘチ釣りはヘチの底に胴付き仕掛けを落とし、対象魚はなんでもこいの五目釣りです。

冬の夜だと主にガシラやメバルだと思います。

オキアミを使えばアジなんかも釣れるし、前回やった時にはアナゴも釣れました。

歓迎されない魚だとフグやゴンズイといった毒魚でしょうか。

開始直後から入れ食い

午前1時から釣りを開始します。

予定としては胴付き仕掛け2本針でエサをサバの切り身と冷凍イカを使用。

胴付き仕掛けは鈴を付けて置き竿にして、傍らでいつもの自作ウイリーサビキを使ってサビキ釣りをする。

海へ到着すると風も波もなく気温は低そうですが寒さはそれほど感じません。

万全の寒さ対策をしてきたけどお湯とか持ってくる必要なかったかも……。

さて、先ずはヘチ釣りの準備をして仕掛けを落とします。

エサはサバの切り身です。

仕掛けを底に落としてサビキの準備をしようとするといきなりあたりが出ます。

釣れたのは15cm程のガシラでした。

幸先良く釣れましたが小さいのでリリースして、再び仕掛けを落とします。

すると再び落とした瞬間にヒットして結構強い引きをします。

今度は20cmのガシラでした。

穴釣りの様に落としたらすぐに釣れます。

更にはアジまで釣れて、もはやサビキ釣りする必要もないんじゃないかという程に色々と釣れ出します。

サバの切り身でもアジって釣れるんですね。

その後もアジが釣れ……ガシラが2連で釣れ……

サビキをする暇も無く30分程が経過します。

段々とヘチ釣りの方もあたりが少なくなってきて、あたりは出るが釣れない状態にもなったのでようやくサビキの出番です。

そしてサビキ釣りを始めるとアジが入れ食いです。

しかし、サイズが小さいです。

ヘチ釣りの方で大き目のあたりが来ましたがアジではなくメバルでした。

数を釣るならこのままで良いのですが、アジのサイズアップを狙う為にはここで小さいのを釣っていてもエサが減るだけです。

午前2時、他に釣り人もいないのでサビキ仕掛けだけ持ってちょっと移動します。

移動するとあたりがまったくありません。

そして、少しするとぴくぴくとあたりらしきものが感じられますが……釣れません。

闇雲に移動しても仕方がないのか?と思った瞬間何かがヒットしてドラグが鳴ります。

ゆるゆるドラグとはいえアジが2匹掛っても出ることはないのでちょっと大物ぽいです。

セイゴでも釣れたかと思いましたが正体は25cmのアジでした!

釣れた瞬間は尺いったかと思いましたが、世の中そんなに甘くありませんでした。

あたりは少ないが釣れたらデカイ!かも?

他の荷物も持って移動決定です。

しかし、移動後は全くあたりがありません。

良く釣れて楽しいが小さい魚ばかりが良いか、殆ど釣れないが釣れたら良サイズが釣れることが多いのが良いか。

小さいのも釣れながら時々大きいのが釣れる釣りが理想ですがなかなかそうもいきません。

でも、釣れないと段々と暇になってきて飽きるんですよね……。

何も釣れないまま1時間ほどが経過して午前3時過ぎ。

ヘチ釣りの竿を見ていると、なにやらもぞもぞした感じに竿先が動いています。

しばらく見ていても大きなあたりが来ないので試しに合わせてみます。

すると何かが掛っています!

しかも結構大きくてグイグイ引きます。

穴釣り用の竿なので力が入らずリールが巻きにくい……。

そして上がってきたのは大きなアナゴ!!

59cmのマアナゴでした。

デカかったので黒アナゴかと思ったけど、良サイズのマアナゴゲットで一気にやる気が上がります。

そしてサビキをしているとこちらもヒット!

かなり強い引きで左右に走るのでなかなか上がってきません。

しかしなんだかアジの感触とちょっと違うんですが……。

サビキがぐちゃぐちゃになりながらも釣れたのは23cmのサバでした。

今年はあまりサバが釣れないので存在を忘れてました。

でもこれで5目達成です。

そしてすぐにアジが釣れますがこちらは20cm弱でした。

アジもちょこちょこ釣れるようにはなりますが、残念ながら20cm弱の小アジばかりでした。

午前4時過ぎから底冷え注意

あたりも増えてきてそこそこ良サイズが釣れるので楽しくなってきましたが、午前4時にもなると恐ろしく寒いです。

水温を計ってみると13.2℃でした。

水温の測定機器はHabor 食品温度計です。

水温はまだそれほど低く無いのでアジがいるのでしょうね。

さてさて、最初はいらないと思っていた水筒に入れてきたお湯がこの後大活躍します。

水を触ってしばらくすると指先の感覚が無くなっていくほど冷たくなるので、飲み終わった缶コーヒーの空き缶を洗い、その中に熱湯を入れて指先を温めてぬるくなってきたら最後に指へかけて温めます。

午前7時くらいまでに4回に分けてこれをするとすごく楽でした。

厚着はもちろんのこと、水を触ることの多い釣りでは指先の冷え対策も必要です。

指先は感覚が鋭いので冷えて痛くなってくると我慢ができずどうしようも無くなってしまいますし、下手すると凍傷になるので注意ですね。

再びアナゴモード

午前5時半になってあたりも無くなってきました。

サビキ釣りは休憩してヘチ釣りの竿を見てるとちょんちょんとあたってはいるけど全く針にかからない状態が続いています。

ふと冷凍イカの存在が浮かびます。

サバの切り身で良く釣れていたので冷凍イカの存在をすっかりと忘れていました。

ここで餌をサバの切り身からイカへ変更してみます。

すると着底後にすぐにちょんちょんとあたりだして竿先がググッとしなりヒットます。

小さそうでそんなに引かないのでガシラかと思いきや、小ぶりのアナゴでした。

2匹目のマアナゴかと思ったら、今度はクロアナゴ(43cm)でした。

再びイカエサをセットして落とします。

落とすと同時にあたりだします。

結構強いあたりがあり合わせても針に掛りません。

こうなったらしばらく静観しますか。

何度かググッといきながらも見守っていると、竿が持って行かれる程の強いあたり!

やっとこさヒット!

これもデカイぞ!

最初のアナゴを超える大型アナゴ!

クロアナゴかと思いきや再びマアナゴです!

最初のアナゴと同じくらい大きいのですが、良く見ると真中辺りに今にもちぎれそうな深い傷が入っています。

針を外してから持って帰るかどうか悩みましたが、傷が付いたのを食べるのもちょっと微妙なのでリリースしました。

結局このアナゴを最後にピタッとあたりが止まってしまいます。

朝マヅメからは不発

午前6時半から泳がせ釣りとショアジギングを開始し午前11時まで粘ってみました。

マリアのフラップペンシルをキャストしている時に一度大き目の魚が後ろを着いてくるのを確認したのと、メジャークラフトのメタルジグでただ巻きしている時にコツンとあたりがあった程度です。

泳がせ釣りは最後まエサのアジが元気に泳いでおわり。

結局釣果の無いまま終了です。

しかし……眠い。

本日の釣果

  • アジ 18匹 (12~25cm)
  • サバ 1匹 (23cm)
  • ガシラ 4匹 (~20cm)
  • メバル 1匹 (18cm)
  • アナゴ 3匹 (~59cm)

本日のタックル

ヘチ五目釣り用(前半)、泳がせ釣り用

  • ロッド:宇崎日新 プロスペックISO KW遠投 4号 4505
  • リール:ダイワ 17ワールドスピン4000
  • PEライン:Ashconfish PEラインx8 3.5号
  • リーダー:デュエル CN500 10号
  • その他:自作胴付き仕掛け/チヌ針 3号/餌 サバの切り身/針 伊勢尼 13号/生き餌 アジ

サビキ釣り用、泳がせ釣り用その二

  • ロッド:アルファタックル マルチキャスターHI 3-450遠投
  • リール:ダイワ 15レブロス3000
  • PEライン:Ashconfish PEラインx8 1.5号
  • リーダー:デュエル CN500 6号
  • その他:自作ウイリーサビキ/針 伊勢尼 10号/生き餌 アジ

ヘチ五目釣り用(後半)

  • ロッド:プロマリン 極光テトラDX130H
  • リール:アブガルシア REDMAX船3
  • ライン:デュエル カーボナイロンCN500 (3号)
  • その他:自作胴付き仕掛け/チヌ針 3号/餌 サバの切り身、冷凍イカ
アブガルシア ベイトリール

ショアジギング用

  • ロッド:ダイワ ジグキャスターMX 96MH (13年モデル)
  • リール:ダイワ 15ヴァデル 3500H
  • PEライン:Ashconfish PEラインx8 1.5号
  • リーダー:デュエル カーボナイロン 25lb
  • その他:マリア フラップペンシル/メジャークラフト ジグパラスロー
遠投性としゃくり易さを重視し、軽量ジグでも遠くまでキャストできる
オフショアルアーゲーム入門に最適な『マグシールド』搭載パワフルリール