ダイワ ジグキャスターMX 96MH レビュー

2019年9月26日

13ラテオ 90ML・Qでショアジギングをしていましたがルアーウエイトの上限が35gだった為、40g以上のメタルジグをキャストする為、そしてまだ見ぬ大物を釣り上げる為にに購入しました。

ショアジギングロッド購入の為の調査

ロッドのスペックの見方というか必要な情報がちょっと分かるようになった位の時期に買ったので購入までにはかなり悩みました。

最初は手頃な価格帯のダイワのジグキャスターか、それより少し高いシマノのコルトスナイパーBBが候補でした。

ロッドの性能を調べているうちにKガイド搭載のコルトスナイパーBBの方が使いやすい感じがしました。

更に調べているとジグキャスターの上位ロッドになるジグキャスターMXの存在を知り、価格帯もコルトスナイパーBBと同等か少し高いくらいだったので、この両者で比較を始めました。

そしてジグキャスターMX 96MかコルトスナイパーBB S1000Mのどちらかというところまでいきつきましたが、当初ジグキャスターMX 96Mが店頭及びネットショップどちらも品切れで発注してもいつ届くか分からないという状況になっていました。

それじゃーコルトスナイパーBB S1000Mに決まりということで店頭に実際に見に行きましたが何故か踏ん切りがつかない……。

更に考えているうちにルアーウエイトはMAX60gよりもうちょっと重い方が対応幅がふえるんじゃない?なんて思って考えていると何故かコルトスナイパーまで候補に入り始めて考えがまとまらなくなってきました(笑)

結局最後は見た目でジグキャスターMXに決め、10kgクラスの青物にも対応可能な96MHに決めたという良く分からない結末です。

ジグキャスターMX 96MH スペック

ダイワ公式: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/jigcaster-mx/index.html

  • 全長:9.6フィート(2.9m)
  • 仕舞寸法:150cm
  • 継数:2本
  • 自重:260g
  • 対応ジグ:25~90g
  • 対応プラグ:25~60g
  • PEライン:1.0~3.0
  • ガイドフレーム:PタイプフレームKガイド
  • ガイドリング:SiC

ガイドについてはジグキャスターMXの説明にSiCリングか否かの記載が見当たりませんでしたのでダイワのお客様センターへメールで問い合わせしたところ以下の返答が返ってきました。

仰せの「ジグキャスターMX」シリーズのガイド仕様は
ガイドリング:SiC
ガイドフレーム:ステンレスPタイプ
ガイド形状:Kガイドでございます。
※Pタイプフレームは「P」ポリッシュ:磨き(光沢)を意味しております。

ダイワお客様センター

ということで確認がとれました。

2017年の購入時の価格は税抜きで約21,000円。

安物買いの私にしては頑張ってみましたが、ダイワのショアジギングロッドとしては中の下といった位置取りの商品です。

ロッド外観

リールシート部分

リールがゆるみにくいダブルナット構造になっていますが、長時間ひたすらメタルジグをキャストしているとゆるくなってきたりすることもあります。

「ゆるまない」ではなくて「ゆるみにくい」という説明通りです(笑)

一緒に使うリールは今のところダイワ ヴァデル3500Hのみです。

トップガイド部分

No.1ガイド

No.7ガイド

グリップ部分

使用感など

使うリールはダイワ ヴァデル3500HでPEライン1.5号を200m下巻き付きで巻いて使っています。

今のところ、ルアーはメタルジグ40gを軸に風や潮の状況によっては60gまで使っています。

慣れないせいかバランスの問題なのか分かりませんが50gを超えるルアーをキャストするとなかなか振りきれないです。

そしてダイワの96MHのふれこみとしては

ショアジギングにおけるスタンダードともいえる長さ・硬さを備えたモデル。
90gまでの細身のジグをロングキャストし、しゃくり続けるのに最適
青物の強烈なファイトもしっかり受け止めるパワフル設計。

となっていますが、初めてショアジギングロッドを使用する、更には初心者が自重260gのロッドをしゃくり続けるのはちょっと無理です!

毎回肩がパンパンになっちゃってます。

一応、バランスの重心はロッドだけならリールシート部分の一番上とNo.7ガイドの中間地点で、リール(ヴァデル3500H:自重450g)を装着するとリールシート部分の一番上の方で、更に40gのメタルジグを垂らすとリールシート部分の15cmくらいになる。

が、これが良いのかどうかは良く分からない……(笑)

購入後6カ月以上使い、YOUTUBEでメジャークラフトのヒロセマンのシャクリ方を研究しつつ、少しは慣れて疲れないようにはなってきましたがやっぱり重いです。


遠投性

「ジグキャスターMX 96MH」+「VADEL3500H」+「PE1.5号(G-soul X8 Upgrade PE)」+「40gダイソージグロック」の組み合わせで、キャスト方法は垂らしをリールくらいまでとったペンデュラムキャストで(無風時)平均約80~90mといったところです。

測定方法は私がゴルフで使っている、ニコン 携帯型レーザー距離計 COOLSHOT ASで計測した加減算距離です。

ロッドパワー

最初に使っていたシーバスロッド(ラテオ 90ML・Q)に比べたら断然楽に寄せることができます。

良い悪いは別として50cmまでのハマチならびくともしませんし、60cmくらいのサゴシであれば抜きあげも可能です。

ただ、あたるけど乗らないという場面が多くなった気がします。

巷で良く聞く硬いティップのロッドはよく弾いてバレやすいってやつなのでしょうか。

今のところ、70cmまでのメジロ、サゴシ、ボラしか釣ったことがないので5kgオーバーの青物とのバトル状況は分かりません。

初めて65cmのメジロを釣った時にはドラグもきつめ設定でテトラ帯でもあったので私自身ヘロヘロなりましたが、今なら余裕のはず!……ほんまか?

早くブリを釣ってみたいです!

遠投性としゃくり易さを重視し、軽量ジグでも遠くまでキャストできる
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