ダイワ 15レブロス3000 レビュー

15レブロス

コストパフォーマンス抜群で大人気

レブロスは価格も7000円前後と一般的で、その割に使いやすいので大人気のリールです。

ただ、私はその値段が中途半端な感じがして購入を避けていました。

性能にこだわらない釣りなら3000円クラスのワールドスピンで十分だし、快適な使い心地を求めるなら10000円~20000円のリールは最低必要かなという考えです。

使い始めるまではワールドスピンでもレブロスでもそんなに違いなんて無いだろうと思っていましたが……。

使ってみてびっくり!

ドラグ性能や巻き心地が10000円クラスのリールに匹敵するじゃありませんか。

特に激しくしゃくるルアーフィッシングでの使い心地はワールドスピンとは段違いです。

防波堤からのショアジギングで50cmくらいの青物狙いならレブロスで十分すぎる感じです。

今さら感たっぷりでしたが2019年の秋に購入して使い泳がせ釣りで65cmのメジロも釣れました。

替えスプール運用で更にお得

釣りへ頻繁に行くようになり、色々な釣りをするようになりました。

そして暗い内に餌釣りをして、朝マヅメからはルアーフィッシングをするようになり、餌釣りはナイロンラインを使いルアーフィッシングはPEラインを使うためにルアーを2つ持っていっていきます。

餌釣りで遊動ウキを使う時なんかはナイロンラインの方がセッティングし易いんですよね。

まぁそれでも工夫すればPEラインでも可能なんですけど、リーダー交換など面倒だったりします。

そこで有効なのが替えスプール!

2台のリールを同時に使用する必要が無いのであれば替えスプールを使えば荷物もかさばりません。

そしてレブロスの替えスプールは1400円(税抜き)と本体価格にしては非常に安く購入可能なので7500円ちょいで2種類のラインを巻いたリールが揃うのです。

(※15レブロス3000は2019年に税込6050円で購入)

上位機種になると替えスプール自体も高いのでお気楽フィッシングレベルであればレブロスの替えスプール運用はコストパフォーマンス抜群です。

私はレブロス3000を購入してナイロン2号とPEライン1.5号を巻いて使っています。

PEラインの方のスプールをメインでライトショアジギング、ジグサビキなどで使い、ナイロンラインの方のスプールでは遊動式の電気ウキでの釣りに使用しています。

スプールを交換するだけで気軽にライン交換ができるのは非常に便利です。

ダイワ レブロス3000 スペック

  • 1回転巻き取り:79cm
  • 自重:290g
  • 最大ドラグ力:6kg
  • 標準巻糸量:PE3号200m
  • TD(トーナメントドラグ)搭載
  • ローター:エアローター
  • ボディ・ローター素材:DS4(強化特殊プラスティック)

付属品はリール袋とワッシャー3枚

外観

ハンドルまわり

ラインローラー部分

スプール

ローター部分

PEライン巻き後

替えスプール

替えスプールは税別1400円でスプールのみでドラグノブなどは別売です。

スプールは部品扱いでどの店で購入しても同じ値段です。

でもネットだと値段はまちまちで送料もかかることが多いので、量販店で取り寄せた方がよいかも。


使用感

お店で展示しているレブロスのハンドル回しても、下位のリールとの違いってそんなに分からないですが、使っていると天と地の差があります。

特にルアーフィッシングなど早くハンドルを回し、しゃくってテンションをかけたりとハードな釣りで違いが大きいです。

安いリールは不良品ではなくともハードな使い方になると擦れたような変な音がしたり、巻きの重さを感じるとが多いですが、レブロスではかなり軽減されます。

レブロスよりは少し上位機種のフリームスLT3000も使っていますが、どちらかというとフリームスに近い使い勝手といっても言っても良いかもしれません。

ドラグに関してはATD(オートマチックドラグ)やUTD(アルティメットトーナメントドラグ)といった良いドラグではないですが、意味不明なひっかかりがないので泳がせ釣りで放置する時の微妙なドラグ調整もしやすいです。

ドラグを緩めているのにラインが出て行かず、かと思えば突如としてゆるゆるなドラグになってしまったりと微調整ができないドラグだとパワーがある魚を釣った時にもバレ易くキャッチ率が下がってしまいます。

ドラグの滑りとしては下位モデルとは歴膳の差があるのもレブロスの優秀な面です。

2020年にLTコンセプトへモデルチェンジ

レブロスは2020年にLTコンセプト搭載リールへと進化しました。

1月から販売開始で旧モデルは製造中止となります。

評価としては15レブロスに劣ると言う評価は見当たりません。

値段も販売当初でも15レブロスとほぼ同等なので値段が落ち着くと同じ価格帯になると思われます。

替えスプールの値段

レブロスといえば替えスプールの話題も良く見かけます。

15レブロスの替えスプールだと2500番、3000番ので税抜き1400円で購入できるので本体価格と比較してかなり安い部類に入ると思います。

20レブロスの替えスプールはいくらするのか?

量販店へ行って20レブロスLT3000D-Cの替えスプールの値段を尋ねると税別3200円とのことでした。

残念。

スプールは部品なので値下がりすることは恐らくないでしょう。

リールと替えスプールと購入すると1万円超えてしまう物が多いかなという感じです。

それでもリールの性能は良くなり、値段もほぼ据え置きなのでコストパフォーマンスの良いリールという評価は変わらないと思います。