ふぐを食べるふぐがいるらしい

2019年12月30日

2019年12月29日 岬町 中潮/曇り/激寒

干潮2:39/満潮9:29/日の出7:04

アジを釣る為に午前3時半から釣りを開始します。

アジのサイズはともかく午前4時前からサビキをしていればアジは十分に確保できそうです。

しかし、万が一を考えて前日に釣って生かしておいた小アジを3匹だけ持って行く事にします。

アジがなかなかまわってきません

午前3時半の海水温は14.5℃でした。

水温の測定機器はHabor 食品温度計です。

仕掛けは自作サビキでウイリー針3本とその上に素針2本にオキアミを付けて釣っていきます。

餌用のアジも用意済みなので気は楽ちん!

大きいアジでも小さいアジでもどんとこい。

先週の感じだとボトム付近で仕掛けを落とすたびに何かしらコンタクトがあるはず。

しかし、開始して30分経っても全くあたり無しです。

……万が一に当ってしまったのか!?

しかし、恐ろしく寒いです!

体は着込んでいるので問題ありませんが、アミエビをカゴに入れて手を洗ってと繰り返していると指先がヤバすぎです。

今までシモヤケになったとこは無いですが、今日はほんまに血が噴き出すんじゃないかというレベルでした。

今後の事は置いといて、今日は耐えて頑張ります!

メバルやガシラは釣れるが……

取りあえず魚を寄せる為にアミエビを使いながら続けること更に10分、待望のヒット!

結構引くけどアジではないんじゃ?

上がってきたのは15cmちょいのメバルでした。

あぁ、先週からメバルも良く釣れるんだった。

でもやっと魚が寄ってきたようなので張り切って続けます。

なかなか渋くてあたりが出ませんが、しばらく続けているとガツンとひったくるあたりからなかなかの引きをする奴がヒットしました。

これはアジなら良サイズなはず。

セイゴかもなんて思ったりもしましたが、釣れたのは25cmのアジでした。

丸々していてなかなかのデカさを醸し出します。

その後すぐに再びヒットしたのは……15cm程のガシラ。

メバルでもガシラでもいいんだけど持って帰るには20cm以上は欲しいですよねぇ。

その後も小さなメバルが釣れたりしますが、あまりアジが居ないようです。

そしてアジがきた!

と思ったら再び23cmの良型アジ。

時間は午前4時半になりそこそこ釣れてはいますが、餌になる様なアジが釣れません。

アジを持ってきて良かった……。

釣り仲間のアジは用意できそうもないので連絡しようとラインを打っていると、小アジゲット。

しかし、後が続かず。

午前5時になり小アジを2匹追加して餌用のアジがなんとか6匹まで増えましたが1匹は瀕死です。

最後に小さなメバルが釣れてからはあたりがピタッと止まってしまいました。

結局、今日は持ち帰りできるサイズのメバルはなしでした。

午前6時になり釣り仲間が合流したので荷物を見ててもらって自動販売機へホットコーヒーを買いに走ります!

指を温めて復活。

指を温めて冷めたコーヒーを片手にパンを食べつつ泳がせ釣りの準備をします。

青物の気配

午前6時半を過ぎると徐々に明るさが増してきますね。

最近はメタルジグばかり使っていましたが、本日はダイワのセットアッパー125S-DRを投げ倒してみます。

午前7時過ぎに釣り仲間の泳がせ釣りにあたりが出てラインが激しく出ていくものの、合わせる前にアジだけが取られてしまいます。

あたり方から恐らくスズキではないと思うので青物の予感がします。

セットアッパーのフックは細目のトレブルフックなんで、また針を伸ばされる懸念はあるのですが……メタルジグで釣れる気がしないのです。

そういえばマリアのミノー系ルアーのトレブルフックは太いのに最近使っていなかったのですっかりと忘れてました。

今度から持ってくることにしよう。

ルアー勢は相変わらずエソしかつれませんがエソでも釣れてているうちはまだ期待ができますかね。

午前8時再び釣り仲間の泳がせ釣りに大きな反応がでます。

しっかりと飲ませて無事に乗った様です。

しかし……ドラグ調整をミスったのか痛恨のバラシ。

そこそこ大きそうだったので姿くらいでも見たかったですな。

私の方はトップ系ルアーを投げているのもあってエソも釣れず、泳がせ釣りも反応がなく……飽きてきました。

ふと横を見ると釣り仲間がふぐが釣れたと言ってます。

見に行くと40cmちかい見たこと無いふぐの姿が!

引っ掛かっただけかと思いきや、ちゃんと針が口に掛っていたのでルアーに食いついてきたみたいです。

調べてみるとシマフグというふぐらしい。

フィッシュイーターでサバフグと似た味でそこそこ美味しいらしいけど市場価格は安いとのこと。

もちろん内臓に毒があるので素人が捌くのは危険です。

近くにいた人がいうにはこのふぐは小さなふぐを食べるらしい。

ほんまかい!って調べてみたらふぐは自身がテトロドトキシンという毒素を持つのでテトロドトキシンに耐性があるらしく、トラフグやサバフグも小さなふぐを食べるとのこと。

へぇ~

そしてその後すぐにセットアッパーをキャストしていた私にも待望のあたりがあるものの針掛かりせず。

回収してくるとなんか大きな魚の姿が見えます!?

全然重くないけど釣れてるのか?

いや、セットアッパーの真後ろにぴったりと付いて来ているようです。

追い食いすること無くUターンしてしまいましたが、頭の大きなマゴチみたいな形をしていたけど良く分かりませんでした。

さぁちょっとだけやる気が出てきてセットアッパーのキャストにも力が入ります。

キャスト!

キャスト!

キャスト!

お疲れさまでした!

おしまい。

本日の釣果

  • アジ 6匹(10~25cm)
  • メバル 5匹
  • ガシラ 1匹

結局持って行ったアジだけで事足りてしまいました。

餌のアジも持ち帰りです。

本日のタックル

サビキ用、泳がせ釣り用

  • ロッド:宇崎日新 プロスペックISO KW遠投 4号 4505
  • リール:ダイワ 17ワールドスピン4000
  • PEライン:Ashconfish PEラインx8 3.5号
  • リーダー:デュエル CN500 10号
  • その他:自作ウイリーサビキ/針 伊勢尼 13号/生き餌 アジ

本日のタックル

ショアジギング用

  • ロッド:ダイワ ジグキャスターMX 96MH (13年モデル)
  • リール:ダイワ 15ヴァデル 3500H
  • PEライン:Ashconfish PEラインx8 1.5号
  • リーダー:デュエル カーボナイロン 25lb
  • その他:ダイワ セットアッパー125S-DR/ジャクソン 鉄PAN vib 26/自作ジグサビキ
遠投性としゃくり易さを重視し、軽量ジグでも遠くまでキャストできる
オフショアルアーゲーム入門に最適な『マグシールド』搭載パワフルリール