ウイリー針自作

2019年9月18日

ウイリー針とは

ウイリー針とは針のアゴの辺りにウイリー糸を巻きつけておくことで、ウイリー糸が擬似餌の役割を果たします。

ウイリー糸は聞きなれないかもしれないが身の回りの衣類で多く使用されている糸です。

ウイリー糸は伸縮性があるのでニット帽やヘアバンドなどの伸びる素材をロックミシンを使って縫う時に使用されます。

ウイリー糸はウイリー五目やウイリーサビキといった釣り方があるので釣り道具屋でも購入可能ですが、ミシン糸なので手芸屋さんでも購入できます。

使う量は少量なので一度買えばそうそう買い直す必要はないでしょう。

私が使用しているウイリー糸(親から貰ったもの)は白ですが、夜行タイプやケイムラタイプもあるみたいなので買うならば色付きよりそちらの方がいいかもしれませんね。

ウイリー針作成方法

針から外れないように巻きつけるだけなのでいたって簡単です。

1.ウイリー糸を40cm程にカットして2つ折りにします。

2.針のボトムからチモトに向かってウイリー糸を伸ばしながら巻きつけます。

3.そして3往復したらボトムの部分で結びます。

結び方はほどけなければなんでもOK、私は普通に団子結び?を2回します。

4. ウイリー糸の余った部分が擬似餌のメイン部分となるので、その場所をボトムの方へ移動して位置調整をします。

瞬間接着剤を結び目につけてほどけないようにします。

5. 余ったウイリー糸を2cmほど残してカットします。

6.ハケの様なものを使ってウイリー糸の針から飛び出た部分を擦ります。

私が使っているのはダイソーのペットボトルに取り付けて使うブラシです。

シェーバーブラシなんかでもいいし、最悪爪でひっかいてもOKです。

7.するとウイリー糸はもじゃもじゃっと膨らんだようになり完成です。

もじゃもじゃをもうちょっとアゴに近づけた方がいいかも。

一工夫してみる

私はこれを量産しておいて、必要に応じてサビキを作ったりジグサビキを作ったりしています。

ちょっとアピール力を出したいと思う時はウイリー糸と一緒にオーロラ糸を巻きつけて作ったりもします。

色は白以外使ったことが無いので釣果が変わるかどうかは分かりません。

このウイリー針を使った釣果としては、

ウイリージグサビキでアジ、サバ、ツバス、カマス、スズキなど。

アミエビを使ったサビキでアジ、サバ、イワシ、ガシラ、ベラ、フグなど釣れています。

ジグサビキでは12月の夕方に一人でアジサバ合わせて30匹以上釣れたこともあるので実績もありです。


コストパフォーマンス

私が使っている針は主にかわせみ針のチヌ針2号で100本入りが300円なので1本約3円です。

ハリスはデュエルのCN500の2号か3号を使用しています。

CN500は500mで600円程なので1mがわずかに1.2円です。

40cm使うとして0.5円程ですね。

ってことでハリス付きウイリー針が1本4円以下となるので結構コストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。

ハゲ皮使ったりピンクスキン使ったりするより簡単に作成できるし割と糸の持ちも良いので、サビキやジグサビキはもっぱらウイリー針で自作してます。