初心者がアシストフックを自作するとこうなります
アシストフックは高い
ルアーフィッシングを始めたばかりの頃、根がかりばかりしてルアーはロストしまくった。
買った時にアシストフックが付いていないルアーだとアシストフックも買わないといけない。
んで、アシストフックって意外と高い……ダイソールアーを使っているとルアーよりアシストフックの方がたかいので微妙な気持ちになる。
そんなときにふと思った。
アシストフックって結局ラインがロープみたいな物を使っているだけで、結局のところ針が付いたラインを取り付ければいいんじゃね?
そんなところから始まったアシストフックの自作の失敗談のお話です。
思うがまま自作した結果……
そしてできたのが針に5号のナイロンラインを取り付けたもの。
こんなので良ければなぜあんなに高いアシストフックが売れるのか。
アシストフックについて調べてみるとどうやらしなやかなラインを使うことによってかかりが良くなるらしい。
確かにしなやかさの欠片もない。
アシストフックに使われているラインってどんな素材なのか調べてみる。
素材は「ザイロン」やら「ケブラー」やら聞いたことのないものが色々あったがPEラインで作られている物もあることを見つけた。
リールに巻いてある1.5号のPEラインを少し拝借して……。
いやいや、どう考えてもすぐに切れるでしょ!
そんな感じで8本編みのPEランを自分で4本編みにしてから使ってみた。
おっ!なんだかそれっぽくない?
これを使って早速ショアジギングへ行ってみると結構釣れました。
釣れるのは釣れますが、やっぱりエソやらサゴシが多いと歯に当たって切れちゃいます。
ならばさらに4本編みに!
残念ながらそう何度も4本編みなんて面倒でやってられません。
次に家族にアシストフックを見せて同じような糸を持ってないか聞いたところ、使わなくてもういらない手芸で使う糸があるというので貰った。
太さも丁度良い感じで伸びない糸……紐?……ストラップに使われる用みたいなのかな?
早速、適当に針を付けてみるとなんだかそれっぽいぞ!
こいつを持って張り切って海へ行きショアジギングをします。
何度かあたりがあり、そしてついに魚がヒット!!
かかった魚はそれほど大きくないのかすんなり寄ってきます……しばらくして魚がひくと同時に外れました。
ルアーを回収してみると見事に糸が千切れています。
そういえばこの糸の素材ってなんだっけ?
帰ってから見てみると素材「レーヨン」……レーヨンってなに??
レーヨン(rayon)とは、植物体の中に含まれる繊維素を取り出し,化学薬品で一度溶解した後に繊維状に再生した再生繊維であり、化学繊維の一種である。
……
特徴:濡れると強度が1/3に低下する。
Wikipediaより
無茶苦茶水に弱い素材でした。
アシストラインっていくらする?
色々と試してきましたが、そもそもアシストフック用の糸はいくらするのだろう?
呼び名はアシストラインで良いこともわかり、検索するとすぐにヒットしました。
種類も結構あり値段もピンキリですが、ガリス シーハンターというのであれば5mで400円くらいであるようです。
使い勝手も悪くないようで評価もまずまずです。
5mですが400円くらいなので、これで上手くいけば安くアシストフックを作れるかなと試しに購入しました。
そして、今に至りましてガリス シーハンターを使ってお手軽にお安くアシストフックを自作できるようになったわけです。
アシストラインがこんなに安いと知っていれば余計な試行錯誤はせずにすんだんですけどね。
とはいえ、色々調べていると知らないことが知れて知識も付いて、あれやこれやとやっていると楽しいんですけどね。
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