カモメが飛ぶその下に奴がいる
2018年11月18日 若潮/曇り/無風
満潮4:36/日の出6:35
痛恨の忘れもの
午前4時半に海へ到着です。
今日もアジを釣って泳がせ釣りをしようと思っていたのに……「楽ちんプッシュ 常温アミエビ アジMAXプレミアム＋押江込蔵・爆釣液配合」通称楽ちんアミエビを忘れてきてしまったのである！
取りに帰ろうかと思ったが、面倒なのでやんぴ。
今日はひたすらルアーを投げることにする。
ポイントは満員
そしてポイントへと向かっているとヘッドライトの明かりや電気ウキが海にずらりと並んでいるのが見えた。
遠目だがどう考えても入る場所がない、万が一入れても電気ウキが邪魔でルアーをキャストできないだろう。
混雑した場所で釣るのは面倒なのでやんぴ。
少し場所を移動して人気のないテトラ帯へと行ってみると、1人先行者居たがお互いに邪魔にならない距離を保てそうなので準備を開始した。
まだ真っ暗なのでタイウオを視野に入れてグローカスタムしておいたダイソーのジグロックを投げてみる。
……。
全くあたらない。
あたりも無いまま午前6時になり薄明るくなってきました。
一瞬の時合い
目の前でカモメが集まり出し、更には潮目もできてきてなにやら釣れそうな雰囲気です。
そこへめがけてキャスト！
フリーフォールで着底を待っているとラインが激しく出始めました。
ベールを戻して合わせてみるとヒット！
引きは弱いが左右へ走ります。
追い合わせを入れると……バレた。
サバだったのかな？
気を取り直してキャスト！……キャスト！……キャスト！……。
いやーさすがに続けて何かしら釣れると思ったんですけどねぇ。
あたりも無いまますっかり明るくなってしまいました。
ダイワのセットアッパー125S-DRにルアーチェンジしてみますが反応なし。
しかも足元に沈んでいるテトラポットに引っ掛かりそうで怖いのでジグロックへ戻します。
カモメ再来
午前6時半になり、遠くで飛んでいたカモメが近づいてきました。
ピンポイントで群れをなしているわけではないですが、なんとなく集まっている付近に向かってジグロックをキャストします。
3秒ほど沈めてからただ巻き開始。
少ししてトゥイッチを入れてみるとその直後にヒット！！
重量感のある手ごたえです。
ただ、ドラグが出るほどのパワーがないのでエソなのか？
いや、表層付近でエソはないか。
手ごたえで言うとゴンゴンを引く感じです。
走らないので青物っぽくもない。
いったい貴方は誰ですか！
ゆっくりと寄せていると近づくにつれて抵抗が激しくなってきました。
下へ突っ込むようになりドラグが出されます。
余裕綽々かと思いきや、段々余裕が無くなってきました。
上がってきては潜られしながらも徐々に寄ってきました。
そしてやっとこさ浮かせて見えたのは……スズキです。
スズキかよ！
でもこれ結構でかいよ。
油断すると反転して再び潜られます。
何度か浮かせては潜られを繰り返し、タモ入れのころ合いを計ります。
海面に顔を出すとすぐにテトラポットの後ろに回り込んだりしてリーダーが擦れます。
ん～これはリーダーがテトラに擦れてラインブレイクして終了ってパターンかなぁ。
とりあえず、諦めずによさそうな場所へ誘導を試みていると……スズキがテトラポットの間に挟まってしまった……。
ある意味終了だ。
もうタモ入れできないので、下りて行ってフィッシュグリップで直接捕まえるしかないです。
レッツ ハンドランディング！
テトラポットに挟まってからはスズキも大人しくなったので、ラインテンションは緩めないようにして恐る恐るテトラポットを下りていきます。
ラインを張ったままロッドを持って滑りやすいテトラポットを下りるのは至難の業です。
万が一スズキが暴れ出したらTHE END……。
暴れるなよと祈りながら……無事キャッチ！
今年2匹目のスズキです。
サイズは73cmと久々の大物です。
この後はカモメの姿はなくなり、あたりも無くなってしまいました。
午前8時に知り合いに会い一緒に場所移動。
移動先ではサビキでアジは釣れているようでしたが、ルアーには反応なし。
ここでも朝一では何度かあたりはあったみたいですがそれ以降はまるっきりダメな模様。
正午までひたすらセットアッパー125S-DRをキャストしましたが全くあたらないままで納竿としました。
本日の釣果
- スズキ 1匹 (73cm)
本日のタックル
ショアジギング用
- ロッド：ダイワ ジグキャスターMX 96MH (13年モデル)
- リール：ダイワ 15ヴァデル 3500H
- PEライン：よつあみ G-soul X8 UPGRADE 1.5号
- リーダー：デュエル カーボナイロン 25lb
- その他：ダイソー ジグロック40g/ダイワ セットアッパー125S-DR
