ロスト多発!光らないルアーでタチウオゲーム

2020年1月5日

2018年9月8日 岬町 大潮/小雨

満潮4:51/日の出5:37

今週は雨と強風の日が続いていましたので週末の釣りも断念かと思っていましたが、本日の予報が雨が風共に夕方から治まっていきそうな感じだったので半夜釣りに行く事にしました。

狙いは最近好調なタチウオです。

大阪府全体で台風21号の影響がかなりあったので海が荒れていないかだけが心配です。

逆に好転して青物の回遊が増えていればという期待感も持っています。

水深のある沖堤防などでは夕方の明るい時間帯でもタチウオが釣れることがあるみたいですが、その辺の堤防だとやっぱり日が沈んでからしか釣れないのかな?

一応、青物狙いも兼ねて16時から釣りを開始して見ました。

残念ながら青物は不在

天気予報が雨模様で微妙な感じだったので釣り人は少ないだろうと思ったら結構釣り人がいます。

風は少しありますが、雨は殆ど降っていません。

カッパも用意していましたが必要無かったかな……と、30分もしない間に少し雨がきつくなってきたのでカッパ装着。

さて、まずはダイソージグロック28gでご機嫌伺いです。

足元ではサバ、イワシが表層で群れています。

しばらく続けますがあたりがないのでジャクソンの鉄PAN Vib26gで表層付近を探ってみます。

しかし、まったく反応なし。

ベイトが群れているポイントをあちこち探ってみますが反応がありませんでした。

次はボトムからただ巻きで誘っていると、中層付近でひったくる様なあたり!

なかなか良い引きをします。

そして、姿を見せたのはサゴシでした。

40cmくらいのサイズだったので抜き上げようとしていると、海面で暴れだして外れてしまった……。

やっぱりベイトが群れていると何かしらいますね。

ビックサイズも期待できるんじゃないでしょか!

しかし、残念ながらあたりはなく……修行が足りないようです。

仕掛けをジグサビキに変更してみます。

サバはたくさんいますが釣れません。

ただイワシの群れの中へ入るとサビキににイワシが引っ掛かってきます。

キャストしても釣れないので足元でイワシを釣ってお土産確保です。

サイズはまちまちで、小指よりも小さいサイズから人差し指くらいのサイズです。

撒き餌はないので回遊してきた時にしか釣れませんので、効率も悪く地味な感じで10匹くらい釣りました。

時間は18時少し前というところで、イワシと遊んでいると隣でウキ釣りをしていた人がタチウオを釣っている!

タチウオゲーム開始!

イワシなんぞ釣ってる場合じゃありません。

まずはメジャークラフトの太刀魚道場を使っていきます。

メジャークラフト ルアー

人が多いので堤防沿いにはキャストできませんので、軽く遠投してみます。

表層付近をただ巻き……あたりなし。

次はボトムから中層付近へ巻きあげてくるとガッガッとあたりが出始めました。

なかなかヒットしないですが、あたりがある辺りを何度か通しているとやっとこさヒット!

指3本(F3)サイズのタチウオですが、前回釣ったF3サイズよりも大きく感じます。

そして、気付くとあたりは真っ暗でした。

続けていると全くあたりが無くなる時がありますが、ルアーを蓄光してやるとすぐに反応が出始めます。

まめな蓄光が好釣果を生むのかもしれませんね。

メジャークラフトのヒロセマン曰く、大きいサイズのタチウオほどフォール中に反応してくるらしい。

ただ巻きしつつテンションフォールを長めにとりながらしばらく続けていると!!

でっかいタチウオが釣れました!なんて単純には事は運びません。

ただ巻き……フォール……ただ巻き……フォール……スッ……ひらひらひら??

フォール中にリーダーが切られてしまいました。

唯一のどじょうヘッドをロストしてしまった!

ワイヤーリーダーも用意していましたがセットするのをすっかり忘れていました。

しかし、本日は別のルアーを用意してあります。

フィッシングマックスオリジナルのタチウオワインドのセットです。

10.5gのヘッド1個にワイヤーリーダーとアシストフック、更にワームが3つと夜行棒(ケミホタル)も1つ付いています。

ワームの形状はシャッドテールです。

夜行棒を使用するのでアピール力は抜群です。

今度はワイヤーリーダーも装着したし完璧ではないでしょうか。

さっそくキャスト!

表層をただ巻きさせますがあたりがありません。

ボトムまで落としてただ巻きで誘ってもあたりなし……あれ?

あ!ワインド用だからしゃくらないとダメなのか?

ヒロセマンの動画を思い出しながらしゃくります。

しゃくります!しゃくります!

プツッ……あ?

わずか3投ほどでまた切られてしまった……。

マジですか!

ラインを回収すると今度はPEラインの部分で切断されています。

ワイヤーリーダーが15cmあり、リーダーを100cmほど取っていたのですが、更にその上で切られました。

PEラインに噛みついたのか、たまたまタチウオに当って切れただけなのか分からないですが、そんなに上の部分で切られると対応方法がありません。

運が悪かったと諦めるしかないのでしょう。

そんなことより問題なのが、一瞬でタチウオ用ルアーが無くなってしまったということ。

予備ワームはまだありますがヘッドがないので成すすべなし。

早々と納竿か……。

まぁ何匹か釣れたしいいかな。


諦めは肝心じゃない

最初タチウオが釣れた時は全く光らないメタルバイブレーションでした。

ならば、別に光っていなくても釣れる可能性は残っているはず!

物は試しだ!やってみる!

ただ、この調子だとラインカットがかなり怖いので、ロストに強いダイソージグロックでお試しです。

夕マヅメにメタルジグでタチウオを釣っている動画もみたことあるし、メタルジグだからタチウオが釣れないなんてことは無いはず。

問題は、空も海も真っ暗なこの状況でグロー化もしていないメタルジグに反応するのかということだけ。

一応紫のホログラムシールを張り付けてあるのでタチウオチューンをしているといえばしている。

釣れなくて当然、物は試しの第1投!

ゆったりとした感じでしゃくっていると……釣れちゃった。

やっぱり、光っていなくても釣れますよねぇ。

んじゃ、わざわざグロー系だの蓄光だのケミホタルだのと光でアピールにこだわらなくてもいいじゃん!

って感じですが、明らかにバイトが少なくなってしまいます。

時々あたりはあるものの釣れなくなるタイミングが増えてきました。

周りでは順調に釣れているので居なくなったとか活性が低いとかではないようです。

光によるアピールはやっぱり効果大です。

足元をヘッドライトで照らしてみると表層を何かが泳いでいます。

タチウオがベイトを追いかけているようで頻繁にパシャパシャと音もします。

岸壁ジギングでも釣れます

もしかして岸壁ジギングってやつで釣れるんじゃ?

水深は5m弱しかないですがやってみよう!

ただ、私は船釣りをしたことがないので、バーチカルなジギングの要領がわかりません。

水深がないので、2、3回しゃくると水面からメタルジグが飛び出てしまいます。

フリーフォールで落とすとすぐにまたタチウオカッターでラインを切られてしまいそうです。

ということで考えたのが、ボトム付近から1回大きくしゃくってから張らず緩めずメタルジグが落ちるのと同じくらいにロッドを下げてフォールさせるというやつ。

ハッキリ言って釣れそうな気はしないですが……。

何度か試しているとフォール終了あたりのところでガツガツッとあたりがあります。

あたりはあるけどヒットしないので、フォールの途中でステイさせてみるとヒット!

タチウオ釣れちゃいました。

正直、水深の無い場所でバーチカルなジギングが成立するとは思ってなかったです。

足元真下なのでどのくらいの水深で食ってきたかも分かり易いので攻めやすい。

入れ食いという状態にはならないけど、キャストするよりは遥かに釣れます。

あたりも結構出るし2時間くらい遊んじゃいました。

21時を過ぎた辺りから次第にあたりもなくなり釣れなくなってきました。

帰る前にもう一度とジャクソンの鉄PAN Vibをキャストして表層をただ巻きしていると、またタチウオが釣れました。

結局のところ、効率を考えなければケイムラでも発光でも紫でも赤金でもやり方次第でタチウオは釣れるってことですね。

時刻は22時になろかというところで、この後は風が強くなってくる予報でもあるので納竿としました。

本日の釣果

  • タチウオ 14匹 (F2.5~F3)
  • イワシ 10匹

小さいタチウオを何匹かリリースしたし結構釣れましたね。

本日のタックル

ショアジギング、タチウオゲーム用

  • ロッド:ダイワ 13ラテオ 90ML・Q
  • リール:ダイワ 18フリームス LT3000
  • PEライン:よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号
  • リーダー:デュエル CN500 5号(20lb)
  • その他:メジャークラフト どじょうヘッド30g/どじょうワーム ピンテールピンクグロー/フィッシングマックス タチウオワインド/ダイソー ジグロック/ジャクソン 鉄PAN Vib26g
ボディ、ローターの素材にZAION Vを初採用する事によって軽量化を実現。