漁業権の侵害は逮捕されます!調べてから釣りをしましょう!

漁業権とは

漁業権とは都道府県の免許によって設定された公共の水面(海、川、湖など)において水産動植物を採捕したり、養殖したりすることができる権利です。

漁業権は「共同漁業権」「区画漁業権」「定置漁業権」の3種類があり魚釣りをするにあたって知っておかないといけないのは主に「共同漁業権」になります。

「共同漁業権」がある場所に設定されている魚介類は採捕することはできません。

漁業権が免許されているのは漁業協同組合や漁業経営者となります。

漁業権を侵害すれば逮捕されてしまいます。

尚、漁業権侵害の罰則は「20万円以下の罰金」となっています(漁業法第143条)

よく「漁業権がある場所でも釣りをしていて釣れたものであれば漁業権の侵害にならない」という人がいますが、「釣り竿を釣るのは何も問題はない」の間違いです。

基本的に海で泳ぐ魚は漁業権の対象となっていませんのでどこで釣っても問題ありません。

ですので、釣り竿を使って釣れた(引っ掛かった)ものでも、タコやワカメ、サザエ、ナマコなどは漁業権があれば漁業権の侵害となりますので速やかに海へ返しましょう。

※サケなど一部の魚は取り決めが複雑なようです。

漁業権の調べ方

海しる(海洋状況表示システム)で全国の漁業権を調べることができますので、釣りをする際には何を採捕してはダメなのかをきっちりと調べておきましょう。

「海しる(海洋状況表示システム)」

URL:https://www.msil.go.jp/msil/Htm/TopWindow.html

サイトはリニューアルされたりしてデザインや配置など変わることがあるかもしれませんが、調べ方は殆ど変わることはないと思います。

「入口」をクリックすると海洋状況表示システムを利用することができます。

漁業権の調べ方

「選択中のレイヤー」にデフォルトで色々と設定されているので「ALL CLEAR」を押して全て消します。

漁業権の調べ方

次に「すべてのレイヤー」の「水産」-「漁業権」-「共同漁業権」を見つけて、右端にある">"をクリックすると「共同漁業権」レイヤーが選択されます。

漁業権の調べ方

これで日本の中で「共同漁業権」がある場所が緑色の枠で囲われました。

漁業権の調べ方

漁業権を調べたい場所を拡大します。

緑色の枠で囲われいたら何かしら漁業権があるということです。


地図の上でクリックすると共同漁業権の詳細画面が表示されます。

色々と項目がありますが……XXXX共同漁業権と書かれているところに記載のあるものは漁業権があると思ってください。

漁業権の調べ方

2ページ目、3ページ目がある場所もありますので見忘れないように。

漁業権の調べ方

本当に逮捕される?

アワビやサザエの密漁なんかの逮捕劇はテレビ番組でもよくやっていますので知っていると思います。

密漁じゃなくても漁業権を侵害するととりあえず捕まります。

あまりニュースになったりしませんが、通報されて捕まった人はいます。

「知りませんでした」や「自分で食べる分くらいいいじゃない」なんかは通用しません。

ただ、漁業権の侵害の場合はしっかり反省の態度を見せれば和解などもあるようです。

でも、逮捕はされますからね。

カツ丼食べて泣きながら反省しましょう。

タコやワカメは漁業権がある場所が多いですが、知ってか知らずかタコ釣りしたりワカメ取りしたりしている人を見かけます。

一般人は漁業権があることも知らない場合が多いので通報されないみたいですが、漁師に見つけられると通報されることも多いようです。

また、テトラポットで穴釣りをしているときに伊勢エビが釣れる場所もあったりします。

伊勢エビなどの高級な物は、嘘か本当か「漁師に見つかると袋叩きにあう」なんていう噂も聞いたりします。

暴力はそれはそれで犯罪なのですが、それくらい漁師は必至だという例えなんでしょう。

分からないことは漁業組合へ

漁業権を侵害してなくとも、禁止されている道具や漁法があります。

釣り以外に"投網"や"やす"の使用、潜水器の使用など趣味でやりたいことも多いと思います。

使ってよいのか悪いのか、条件付きで使ってよいのかなど調べても分からないことが多いと思います。

そんな時は事前に各都道府県の漁業組合へ問い合わせてみましょう。

また、海へ着いた際には禁止事項がかかれた看板がないかも確かめたほうがいいでしょう。

海はみんなのもの?

「海はみんなのもので漁師のものではない」「漁師だけ取っていいなんでズルイ」と思いますが……日本には古くから「漁業法」ってのがあって、それをベースに各都道府県の漁業組合が取り決めをしているらしいです。

「漁業免許制度」というものがあって、免許をとれば漁師として漁を行うことが出来ると同時に、水産資源の保護のために海の管理をしなくてはいけなくなります。

遊漁船とのトラブル回避や密漁者への対応などは漁師の義務となっているようです。

海はみんなのものであるが、自由勝手に取りまくると水産資源が枯渇してしまうので法律を定めて漁師が管理することとなっているという感じでしょうかね。