夜中より朝が好きなタチウオたち
2021年8月31日 和歌山市 小潮/晴れ
日の出5:32/干潮6:29
使用しているタイドグラフアプリは「タイドグラフBI」です。
URL:https://tide.chowari.jp/app/
釣る秘訣は釣れてる場所へ行く
岬町周辺は少し前からイワシもまわってきているのだが、未だにタチウオの釣果を聞かない。
夜にポイントへ調査に行ったりもするが、どうも釣れている感じはない。
やっぱり釣るためには釣れている場所へ行くのが一番!
しかし……タチウオが釣れだすと釣り場は恐ろしく混雑するのだ。
混雑していない時となると、大雨の日、強風の日ととても釣をする気が起こらないような状態ですが、一級ポイントだとそんな日でも結構釣り人がいたりするから恐ろしい。
とりあえず、土日祝よりは若干でも平日の方が釣り人が少ないことを祈って行ってみることにした。
北へ走って貝塚、岸和田あたりにいくか、南へ走って和歌山へ行くか。
釣果情報を見ていると大阪よりも和歌山の方が良さそうなので和歌山市のタチウオポイントへ行くことにした。
平日でも満員
午前3時半に海へ到着……車がどっさり停まっています。
釣ができる場所はあるのだろうか。
道具を持って空いている場所を探しますが、微妙な間隔で釣りをしていて入れそうな場所がありません。
場所は無さそうかと諦めかけた時にウキ釣り師とルアーマンの間に微妙だけどなんとか入れそうな場所を発見!
すかさず道具を置いて両隣の釣り方をしばらく見てみます。
潮は動いていないようであまりウキは流されないようです。
釣り師も放置して流すタイプでもない模様。
ルアーマンはワインドをしていますがあまり左右に振ることもなさそうです。
ルアーを使うのは厳しそうですが遠投せず自分の前だけでエサ釣りすれば何とかなりそうなので用意します。
初仕掛け
仕掛けは釣り仲間に大分前に教えてもらった「餌に針がいっぱい付いていれば釣れるんです釣法」
曰く、
ウキ釣り仕掛けを見ると針が3つとか付いているものがある。
引き釣りはテンヤにドジョウを括り付けてストップ&ゴーで釣る。
ワインド釣法はワームを光らせて誘う。
ならば、ケミホタルを付けたワイヤーに針を一杯付けてイワシとかサバを針に掛けてゆっくりと引いていれば釣れるとか、釣れないとか。
タチウオが食いつくお腹の辺りには必ず針をセットする。
お腹の辺りにかけた針は取れやすいので頭と尻尾付近に針を付けてお腹の針にあまりテンションがかからないようにする。
あとは餌が大きければ針を増やしても良し。
オモリが無くてもケミホタルと餌の重さで割と飛ぶし、ワイヤーと針の重みでゆっくり沈むのでフォールで良く食うタチウオ釣りにぴったり!
そんな感じだったので、釣り用のワイヤーは持っていないので、ルアーのワイヤーリーダーを使って作ってみたので使ってみた。
餌付近のケミホタルは37mmで餌の10cmくらい上にも75mmのケミホタルが付いています。
実は去年に一度使ったことがあるのだが、シーズン終盤でタチウオが釣れない日だったのですぐに使うのをやめてしまった。
そして今日は初めてちゃんと使うのだが……ケミホタルを忘れてしまった。
仕方がないので前回使った光らないケミホタルを付けたまま使うことにする。
イワシには好反応
餌は先週サビキ釣りで釣ったアジ、イワシ、サバを塩漬して冷凍したものを使う。
アジは1匹、イワシは2匹しかない。
とりあえず様子見で小サバを付けて開始!
数回キャストするがあたりはない。
周りの電気ウキをみるとそれほどあたりが多いわけでもないようだが、少し離れたところでタチウオが釣れていたので一応釣れるみたいだ。
ゆっくりとストップ&ゴーで引いているとガツガツとタチウオのあたりが来た!
ウキ釣りみたいにしっかりと食わさないといけないらしいのでベールを開けて指でラインの出を調整する。
ガツガツ、ガツガツと食っている感触がたまらないですね。
少しすると横に走り出したのでベールを戻してドキドキしながら合わせます。
フィッシュ!!
久しぶりのこの感触!超絶気持ちいい!
指3本のアベレージサイズですが久々のタチウオは嬉しいです。
タチウオがいるならばエースの出番!
イワシを導入します。
そしてキャスト後に10秒ほど沈めてからゆっくりと引いているとあたりだしました。
早っ!入食いやん!
再びガツガツとあたりを楽しんでいると走り出したので合わせて……フィッシュ!!
先ほどと同じサイズのタチウオが釣れました。
そして最後のエースを付けてキャスト。
フォール4秒くらいでいきなり食ってきました。
周りではそんなに釣れていないみたいなのにこの連荘モードは一体!?
やはりイワシが最強なのでしょうか。
しかし、数回当たった後に沈黙したので回収するとお腹の部分だけ食われて頭と尻尾が残って帰ってきました。
残念!
イワシがなくなってしまったので次は小アジを付けてみます。
青物狙いで泳がせ釣りするとサバよりアジの方が良く釣れるし、タチウオもアジだと反応いいんじゃないのかな?
ゼイゴがあるおかげで針を付けた安定感も一番良いですね。
しかし、残念なことに全く反応なし。
アジが良くないのかたまたまタチウオがいないだけなのか。
再びサバにチェンジします。
しばらくすると小さなあたりが出ます。
やっぱりアジよりサバの方がましなのだろうか。
しかし、サバに変えて時折あたりがあるものガツガツと貪り食うあたりが出ず釣れません。
時間は午前4時半を過ぎましたが辺りはまだ真っ暗です。
隣のウキ釣り師が順調でウキがタチウオに引っ張られて動くのを見ていると……私の方にもあたりがきました!
そしてすぐに走り出したので合わせてヒット!
3匹目のタチウオです。
なんやかんやと3匹釣れたので結構満足、食べるにしても十分な量です。
日が昇ってからが本番だった
午前5時過ぎになるとすっかり明るくなってそろそろ釣れなくなるのかと思いきや。
今まであまり釣れていなかったルアーマンがぽつぽつと釣れ始めました。
サバ餌でのあたりも無くなってしまったので私も試しにルアーに変更してみます。
がまかつのレンジスイマー10gとドミクラフトのダートマーマンです。
表層が少し怪しげなのであまり沈めないで表層付近をダートさせていると、ガンガンアタックはしてくるもののすべてショートバイトです。
少しフォールを長めにとってやるとヒット!!
ぬぉぉおおお!
青物が来たかのようなタチウオの初期抵抗がたまりません。
海面で左右に逃げながら暴れるのでテンションを緩めない様に慎重に寄せます。
少し大きく指3.5本ちょっとあるタチウオでした。
続けているとフォール中にあたりはガンガンあるがとめてもかからない、合わせてもかからない状態が続きます。
こういう時はどうすればいいのか、さっぱりわかりません。
足元でイワシが沸き始めたかと思ったら、徐々に見える範囲で小さなボイルが発生し始めました。
5分くらい経つと70~100mくらいのところでタチウオがボイルしまくっています。
表層を長い魚が滑り飛んでいるのが見えます。
こんなこともあろうかと用意していたダイソーのジグロックにルアーチェンジです。
ここからジグロック劇場の始まりです。
着水後すぐに食って走ります、中層の高速ジャークでもヒットします。
表層付近でちょんちょんするだけでもすぐヒットです。
エサ釣りはタチウオとの駆け引き、ルアーフィッシングはタチウオと真っ向勝負って感じですかね。
ルアーでヒットした時のあのタチウオとの綱引きの方が私は好きですね。
10分もすると激しいボイルは消えてあたりも落ち着いてしまいました。
気を取り直して、ボトムからワンピッチで誘っているとヒットしましたが、最初から軽くて小刻みな引きです。
特に走るでもなく突っ込むでもなく頭を振るでもなく……あれ?
表層に魚の姿が見えてツバスでも釣れたかと思ったらアジです!
しかもデカくない?
手を大きく広げて小指と親指の間隔で私の場合だと18cmちょいなので30cmあるか?ないか?
ここからはアジタイムか?青物もあるかも?
タモ持ってきてないけど……。
アジがいるならとボトム付近からゆっくりとただ巻きしているとまたきた!
タチウオ。
落ち着いて周りを観察しているとウキ釣り、ワインド、メタルジグ、鉄板バイブレーション何をやってもてもタチウオがまだ釣れまくっています。
えっと、タチウオって朝マヅメ終わったら収束していくんじゃなかったっけ?
時々ワンキャスト、ワンサーベルなんて感じで私も釣れていって気づけば袋いっぱいタチウオ。
時間は午前7時です。
しかも勢い止まらず皆さん釣れ続けています。
タチウオはお土産に喜ばれるのでもっと釣って楽しみたいのですが所用があるため残念ながらここで納竿としました。
アジの方はサイズを測ってみると丁度30cmでした。
自身初めての尺アジです。
いやー久しぶりに楽しい釣りでした。
本日の釣果
- タチウオ 16匹(F2.5~3.5 最大幅6cm/最長80cm)
- アジ 1匹(30cm)
本日のタックル
タチウオゲーム用
- ロッド:ダイワ 13ラテオ 90ML・Q
- リール:ダイワ 18フリームス LT3000
- PEライン:よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号
- リーダー:デュエル CN500 6号
- その他:自作仕掛け/レンジスイマー+ダートマーマン/ダイソー ジグロック28g
タチウオ天丼
とりあえず帰ってから速攻でタチウオを大名おろしで捌いておきました。
お昼ご飯はタチウオ天丼を作って満腹です!
おしまい。
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