ダイワ 16リーガル 2508H レビュー

2019年10月4日

PEライン付きリールはお得?

ライン付きリールのラインといえばナイロンラインだけだと思っていたけど、PEライン付きのしかも1000円以下のリールもあったりするんですね。

ただ調べてみると、そんなPEラインは当然安物だし、安物PEラインはトラブルも多いらしい。

ダイワのリーガルはPEライン100m付きで約5000円となります。

PEラインだけで購入した場合1500円くらいとすると、本体価格は3500円ほどになる。

3500円で買えるリールとなるとダイワの場合ワールドスピンあたりです。

リーガルとワールドスピンを比べたらなんだかリーガルの方が良さそうだと思って買ってみました。

何がどう良さそうだと思ったか?

性能なんて良く分からない時に買ったのでフィーリングのみです(笑)

付属しているPEラインの性能も気になったけど、なんだかんだいってもダイワがリールに付属させて売っているのだから粗悪品なわけがない!という都合の良い勝手な理由をつけてよしとしました。

ダイワ 16リーガル 2508H スペック

  • 1回転巻取り:80cm
  • 自重:280g
  • 最大ドラグ力:4kg
  • 標準巻糸量:PE1号 200m(付属PEは1号100m)
  • ボディ・ローター素材:DS4(強化特殊プラスチック)
  • トーナメントドラグ

これといった機能は備わっていません。

まぁワールドスピンやジョイナスにはないトーナメントドラグが搭載されています。

使用感

安物リールではありますが、安物特有のハンドルを止めた時にガタガタする遊びはありませんし、巻き心地も重みを感じる不快感はありません。

使っていて一番気になったのがベールです。

持っている他のリールと比べてベールを起こす時にもたつきます。

硬いというか引っ掛かるというか、何気なくベールを起こすと失敗して戻ってしまうことがしばしば。

付属のPEラインについて

PEラインはパウダーブルーの綺麗な色をしています。

コーティングはされてなさそうで張りはありません。

ラインを触っているとすぐにほつれてくるので心配になるレベルです。

購入したままの状態で使用していましたが、キャスト時にサミングすることを知らなかった私はエアーノットが頻発してしまいました。

更にはメタルジグをキャスト時に結束部分以外でのラインブレイクも2回ほど発生して、5釣行程でPEラインの半分をロストしてしまいました。

ラインを手で引っ張っただけで切れるというほど軟な強度ではないですが、ほつれやすさを考えるとあまりしっかりしたPEラインでは無い様な気がします。

PEラインが減りすぎたのでよつあみのG-soul UpgradePE X8 0.8号 150mへ巻きまえました。

UpgradePE X8に変えてからは不可解なラインブレイクやエアーノットは一回も発生していません。

試しにサミングなしでキャストし続けてみましたが、今のところ一回もトラブルなしです。

UpgradePE X8 1.5号とREGAL 2508H 付属1号のラインの太さを比較してみました。(両ラインとも数回使用後です)

両方のラインを引っ張った状態で比べていますが、ぱっと見は同じくらいの太さ或いは付属PEラインの方が太めに見えます。

また、付属PEラインの方がラインがねじれた気味になっていて編みこみが見て取れるレベルです。

このあたりが強度とトラブルが多い原因なのかも。

外観

ハンドルは供回り式です。

ラインローラー部分

総評

付属のPEラインはお世辞にも良いものとは言えないレベルなのと、ベールにちょっと違和感があるのが気になりました。

ただ、店の展示品を触りに行きましが自分の使っているリーガルほどベールに違和感は無かったので個体差なのかもしれません。

次もリーガルを買うか?って言われると返答に困るかな。