突然のエアノットの嵐

ライン巻き替え後のトラブル

ダイワ 15ヴァデルにPEラインはG-soul X8 Upgradeの1.5号を巻いて使っていました。

使うルアーは主に40gのダイソージグロックです。

PEラインの巻き替え時期になり、安くて良いPEラインはないかなぁって事で、1000m巻きでかなり安価なAshconfish PEラインx8 1.5号を買い200m巻いて使い始めました。

予想外になんのトラブルも無く半年ほど使えてなかなか良いものを見つけたとウハウハです。

そして、次のPEラインの巻き替えの時期になったので再びAshconfish PEラインx8 1.5号を巻いて使っていました。

巻き替え後、2回目の釣行時にバサバサッという嫌な音とともにラインが出てゆきエアノット発生!

絡まりが酷くて10mほどカットする羽目になりました。

ちょっとラインを巻きすぎたかなと反省していたのですが、ラインも減ったのでもう大丈夫だと思って安心していると、その後すぐにエアノット発生!

何故??

症状は軽かったのでなんとか解いて再開です。

糸ふけが出すぎないようにキャストに気を付けて投げますが再びエアノット……。

フェザーリング(サミング)をしたりして対策してみるが、かなりの頻度でエアノットが発生してしまいます。

まじか!釣りにならねぇ!!

てな感じでその日は終了。

次回も同じタックルで対策をしつつショアジギングをしてみると、ラインが減ったせいかエアノット率は減ったが……やはり時々エアノットが発生してしまう。

やっぱり安いPEラインはダメなのか?

いやいや、同じリールで巻き替え前に半年くらいトラブルなしで使ってたじゃないか!

Ashconfish PEラインx8は15ヴァデルで半年ほど使っているのと、15レブロスにも巻いて使っています。

使い道はどちらもライトショアジギングで主にメタルジグをキャストします。

そしてエアノットが頻発するのはヴァデルの方だけ、レブロスの方はまだ一度もエアノットが発生したことはないのです。

なのでやっぱりPEラインだけが原因ではなさそうなのです。

原因と対策

エアノットにならないようにするテクニックを調べてみました。

エアノットはラインが出ていく過程で先のラインが出ないうちに後のラインが出てしまって絡まった状態になる。

ゆえに、スムーズに出て行くようにしなくてはいけない。

或いは無駄にラインが出ていかないように自分で制御する必要がある。

結び目問題

PEラインとリーダーの接続部分をガイドを通る際に引っ掛かったりして、ラインの出に問題が発生するので接続部分をガイドの外にしてキャストする。

私はもともとガイドに結び目があたるのが嫌なので常にガイドの外にだしているのでこれは該当しない。

フェザーリングで制御する

フルキャストせず、キャスト後はできる限り早くフェザーリングするようにしてみたがキャスト直後に発生するのでどうしようもなかった。

ガイドにトラブルは無いか

そもそも、ガイドが割れたりして引っ掛かったりしていないか。

ロッドのガイドを全て見てみたが傷一つない綺麗な状態だった。

PEラインの巻き状態

何度もキャストしてしゃくりながらラインを巻いていると、巻き状態が緩くなる。

巻きが緩むと出てはいけないラインが出ていく原因となる。

釣行時は時々テンションを掛けて巻いてやることでトラブルが減るとのことだ。

これも試してみたが改善はなかった。

シリコン剤の利用

バリバスのPEにシュッをPEラインに吹き付けるとエアノットが発生し難い?

エアノットを解きやすくもなるらしい。

摩擦低減力がすごい!耐久性がすごい!飛距離がすごい!

同じような効果を期待してシリコンスプレーでも良いみたいな書き込みを見つけた。

PEにシュッは高いので、私は毎回釣行前にはクレのシリコンスプレーをPEラインに吹き付けていますが。

シリコンスプレーの効果はあまり長持ちしませんが、釣りを始めてすぐにエアノットが発生してしまった事を考えるとエアノット対策にはあまり効果はないようです。

テーパー問題(解決!?)

ラインの巻き状態がテーパー(ハの時)になっていると後のラインが出やすい状態になるのでエアノットの原因となり易い。

ヴァデルのスプールを見てみる。

……。

わからん。

でも逆テーパーでは無い感じ。

テーパーの問題なのか?

更に、テーパーについて調べていると、下巻き糸を太くするとテーバーがきつくなるという記事をみつけた。

そういえばエアノットが多発する前のライン巻き替え時に下巻き糸も変えたのだが……そのせいか!?

確か、下巻きのラインを減らせると思って太めのラインを使ったような気がする。

試しに下巻きをもう一度変更してみた(ナイロン6号→ナイロン3号)ところ……エアノットはおさまった。

そして、再びPEラインを巻きなおしてフルの状態にまでしてみたが、エアノットが起こることは殆どなくなった。

下巻きの太さが本当に原因なのかはイマイチわからないが、安いラインでテーパーになりがちだとトラブルが起こり易いということかもしれない。

また、ダイワ 15ヴァデルにはABSⅡという機能がついている。

ダイワのABS(アンチバックラッシュシステム)は自然と逆テーパーになる仕組みになっているので、もしかしたら私の下巻きの巻き方がよっぽど悪かったのだろうか。

謎だ。