ロッド(釣り竿)の洗い方・保管の仕方

釣行後

海水や汚れが付いたまま放置するとガイド部分がサビやすくなります。

釣り中にサビた部分にラインがあたると切れやすくなります。

釣りから帰ったら水道水でしっかりと洗いましょう。

基本的には洗い流すだけで良いですが、気になる汚れがある場合は歯ブラシで軽くこすれば落ちるでしょう。

洗い終わったら水気を取り除いて直射日光の当たらない場所で乾かしましょう。

振り出しタイプの竿の場合は尻栓を抜いて水気をしっかりと取りましょう。

竿尻は外す

洗う時の注意

不注意によって竿先を折ってしまうことが怖いので、水道水で洗い流す時には地面に置いてシャワーをかけるようにしています。

釣り竿を洗います

持って洗う場合もなるべく地面に近い場所で洗いましょう。

振り出しタイプの場合は洗っている際や洗浄後に拭いている際に竿先が下がっているとスルスルと伸びてしまい、竿先をぶつけてしまうということになるので特に注意が必要です。

サビ対策

滑りを良くする事とサビ止め効果を期待してシリコンスプレーを手ぬぐいにしみこませてガイド部分を中心に竿全体を拭いてから保管するようにしています。

振り出しタイプの竿は固着防止にもなります。

溶剤が入っているとトラブルの元になりますので、無溶剤のシリコンスプレーが良いと思います。

私はKUREのシリコンスプレーを使用しています。

金属、ゴム、プラスチック、木、紙などさまざまな素材に使える、シリコーン系潤滑・離型剤です。

保管方法

これはダメ!

高温多湿な場所がダメなのはもちろんのこと、ロッドケースに入れたままで長期保管するのもカビる原因となるのでお勧めしません。

車内にロッドホルダーを装備して置きっぱなしにするのは車上荒らしの標的になりやすいのでやめましょう。

夏場だと日が当たる場所だと車内の温度は70度以上になる場合もありますし、どちらにしても釣り竿に良くはありません。

リールを着けたまま保管していると、リールシート部分に塩の結晶ができたりサビたり腐食したりとトラブルの元となりやすいので、リールは外して保管するようにしましょう。

竿先が壁にあたったまま立てかける、竿の上に物が乗っているなど竿に負荷がかかった状態で保管するのはやめましょう。

ロッドスタンドは実用的

ロッドスタンドに釣り竿を立てかけて保管する……なんかカッコイイし見栄えも良い!

そんなナルシスト的要素しかないと思いがちですが、やったらダメなことを考慮すると竿を大事に保管できる一番良いツールなのです。

特に2ピースや1ピースの竿の場合には保管場所が非常に困ります。

ロッドスタンドがあれば1本づつ大事に保管が可能です。

ロッドスタンドってなんか高そうなイメージがありますが、4000円以下でも結構ラインナップがありますので導入しやすいと思います。

一番の問題は置き場所ですかね。

軽量、コンパクトながら16本の竿を収納できます。

竿を一本づつ曲がらないように保管できればなんでもよいので、ロッドスタンドをわざわざ購入しなくてもDIYが得意なら自作もできます。

ダイソーのジョイントマットやハンガーなどを使って自作している人も多いみたいです。

因みに私は使わなくなったゴルフのキャディーバッグやタバコの段ボールにジョイントマットを取り付けて竿の保管をしています。

安いものでも……大切に使い、大切に保管する!

そうすることで快適に釣りが楽しめるでしょう!