リール屋ピカレスクでリールのオーバーホールをしてもらった!

2020年4月29日

今回の依頼はリール2台

大阪府泉佐野市にある「リール屋 ピカレスク」で2台のリールをオーバーホールしてもらいました。

オーバーホールに出したのは「ダイワ ヴァデル3500H」と「ダイワ フリームスLT3000」です。

ヴァデルは使い始めて1年以上経過したのと、以前にマグシールドのトラブルで動作に違和感が出て見てもらった経緯もあるので、全体をチェックしてもらうことにしました。

フリームスについてはまだ買って間もないのですが、10日の釣行の際に魚の写真を撮っている時に、魚が暴れてロッドに触れて竿尻がテトラポットの穴に落ちてしまいました。

幸いにも浅い場所だったのでリールが水没することはなかったように見えましたが、リールが濡れている部分がありして心配なのでオーバーホールに出すことにしました。

万が一、リール内部に海水が入り込んでいて、塩でゴリゴリになったり錆びがまわったりしたら大変ですからね。

どちらかというとフリームスのついでにヴァデルも一緒にという感じです。

10日に家に帰ってからすぐにいつもどおりに真水で洗浄してから、ピカレスクへ予約を入れておきました。

ピカレスクは予約必須

ピカレスクは余程特殊なリールでない限り対応可能なようです。

また、ギアなどメーカが販売してくれない部品ものもあるらしいので、そういった部分の不具合の場合はメーカー出ししないといけないようです。

んで、基本は持ちこんだ当日にすぐにメンテナンスをしてくれますが、訪問前には予約が必要です。

予約も基本はメールです。

営業時間その他は以下のピカレスクのサイトを参照してください。

メンテナンス中は横で作業を見学しながら、目の前で説明も聞きながら待つスタイルです。

18フリームスのメンテナンス

海で水没したかもしれないということを伝えて見てもらいます。

軽く分解して見てくれたところ、内部まで海水が入った形跡はないといことでした。

オーバーホールはどうしますか?ということになり……せっかくなのでそのままオーバーホールをしてもらうことにしました。

完全に分解して洗浄して組み直して完了です。

マグシールドの劣化苦も無く、その他特に異常もなしでした。

フリームスは完了……と思いきやハンドル部分が微妙にガタついてるので調整してみますとのこと。

言われてみるとそうんな感じがする、けど普通と言われれば普通な感じです。

0コンマ何ミリという微妙な調整なので気にならなくそのまま使っている人もいるレベルです。

微調整をしてもらってからハンドルを回すと、さすがの私でも違いがはっきりと分かりました。

ハンドルを空回ししても回転がかなりスムーズになっています。

すげぇ。


15ヴァデルのメンテナンス

ヴァデルの方は利用頻度も高くて1年以上使っているので、汚れている部分が多い感じでした。

んで、ラインローラー部分のネジが少し緩みがちだったようです。

こんなの現地で外れたらバネとか飛んでなくなっちゃいます。

マグシールドは前回のトラブルの事もあるので殆ど抜けてしまっている状態でした。

部品を光に照らすとマグシールドが入っていた場所の隙間から光が見える状態でした。

残っていたマグシールドは綺麗に拭き取ってから新たにマグシールドを注入していただきました。

各部品洗浄が終わってから組み直して完了です。

ギアは少しへたっている感じはあるけど、まだ十分使えるレベルとのことで一安心です。

ギアはメーカが部品出ししてくれないようなので、万が一ギアのトラブルが起こってしまったらメーカに出すしかないようです。

ヴァデルの方も内部に海水が入った形跡も無く、錆びも見当たらないので問題なしでした。

ギアのへたれ具合の確認方法

ギアは動く方向へ劣化していくので、ハンドルを逆回転させると新品の時と同じ動きが体感できます。

いつもハンドルを巻く方向と逆回転とを比べてみると巻きの滑らかさというか重さの違いが分かります。

作業時間

上記のような感じでリール2台をオーバーホールしていただき、時間は1時間ちょいでした。

別途費用がかかる様な作業も発生しなかったので1台3500円で合わせて7000円となりました。

メーカー出しすると同等かもうちょっと費用がかかるはずだし、実際どんな処置をしているのかも分かりません。

メーカに出すと1カ月はかかるようなので、持ちこんだ日に対応してもらえるのが一番ありがたいです。


私のメンテナンス方法はどないですか?

作業後に私の釣行後のメンテナンスについてどうなのか聞いてみました。

私は釣りから帰ると一番最初にリールの洗浄をします。

ドラグやハンドル部分をしっかり締めてからシャワーで水を掛けながら手でリールの表面を擦りながら洗います。

洗浄後はハンドルを回転させて水を弾き、水滴をタオルで拭きます。

そして、ドラグやハンドルを緩めた状態で室内の日陰で乾かすという感じです。

すると、それだけやっていれば商品なりに長持ちするとのことでした。

釣行後に淡水洗浄をするかどうかだけでリールの寿命は大きく変わってようです。

オイル差しやグリスを塗ったりするのであれば分解してやらないと効果は殆どないらしいです。

オイル注入口があるようなリールだと別でしょうけどね。

釣りをするスタイルにもよるでしょうが、水しぶきを浴びながらとかバシャバシャリールに海水がかかるような場所で釣りをするのでなければ、リール内部に海水が浸水することは殆ど無いようです。

逆に水圧がかかればどんなに浅くても浸水します。

それなりのリールなら防錆対策もされているでしょうから、淡水であれば浸水してもそんなにあわてなくても大丈夫らしいです。

おしまい。