家でも釣り場でも意外と便利な機能が付いているエアーポンプ LT-203S
USB充電式 4400mAhバッテリー長持ちエアーポンプの決め手
これまでに何度かエアーポンプ(通称ぶくぶく)を買ったことがあります。
シラサエビ用を生かすためのバッカンに付属していたのもだったり、単一電池2本で動く店で一番安いものだったり。
しかし、潮風にあたったり海水がかかってしまったりするせいか、すぐに壊れて動かなくなってしまうので困っていました。
しかし、最近釣り仲間とエアーポンプの話をしている時と、ちょっと良い物を買うとそんなに壊れるのもではないということを聞きました。
泳がせ釣りで使うアジを生かすのにエアーポンプは必要だし、思い切って良さそうな物を購入することにしてみた。
一番の決め手は電源ボタンの形状です。
突起したスイッチ型だと予期せず電源が入ったり切れたりするし、勝手に電源が入ってしまうといざという時に電池が無いということもあります。
LT-203Sは電源ボタンは突起しておらず、電源を入れる場合には長押しが必要なのでカバンの中でもみくちゃにされて勝手に電源が入ってしまう事がなくなります。
次に充電式でUSBポートからの電源供給できてモバイルバッテリーも利用可能だというところです。
形もシンプルだしAmazonでの評価も少ないながらまずまずよかったので決定しました。
2019年10月時点で税込3698円でした。
メーカー名が良く分からない
Amazonでは「Felimoa エアーポンプ USB充電式~」と長い商品名になっている。
販売者はNATURAL/STOREで販売ショップがFelimoaなのか?
商品本体に記載があるのでメーカーがJIALU、型番がLT-203Sになるのだろう。
箱記載の住所を見る限り中国の会社の商品の様です。
爆発しないことを切に願います。
そういえば最近は中国製品の爆発ネタを聞かなくなりましたね。
スペック
- 15秒間ON/OFF切替機能付き
- 運転時間:最長25-30時間(エコ運転時)
- 電池容量:4400mA
- 動作音:30db
- 送風量:2L/min x 2
- 本体サイズ:87 x 130 x 55(mm)
- 本体重量:532g(自身で計測)
- 吐口径:5mm
防滴仕様ですが完全防水ではないようです。
ACアダプタやモバイルバッテリーから電源供給をして利用が可能です。
また、外部電源が優先になるのでACアダプタやモバイルバッテリーを接続して動作している場合には内臓バッテリーは消費しません。
外部電源使用時にバッテリーへの充電も同時にできるという点に関しては可否の記載はないです。
試しに、バッテリーが半分減った状態で外部電源を使用して使ってみたところ、数時間後にはバッテリー充電が満タンになっていたのでできないことは無い様です。
OAタップやUSB充電器(家庭用コンセントからUSB電源出力に変換するもの)の仕様によっては充電されない場合があるかもしれません。
意外に便利なのが外部電源からの電源供給が止まった場合には、内臓バッテリーの使用に自動で切り替わります!
家で使う時など停電時なども安心です。
内臓バッテリーの交換は不可能なようです。
付属品
- USBケーブル 1.2m
- エアーチューブ 2m x 2
- 逆流防止弁 x 2
- エアーストーン x 2
- 本体裏面吊り下げ用クリップ
付属する充電用のケーブルはUSBケーブルですのでUSBポートから充電するかUSB充電器を使う必要があります。
が!USB充電器は付属していません。
家庭用電源から充電をする場合にはタブレットやスマホの物を流用するか別途購入が必要です。
スマホ時代なので誰でも持っているという認識なのでしょうかね。
エアーチューブは2mの物が2つ付属されていて好きな長さにカットして逆流防止弁取り付けて使うことになります。
チューブはかなり柔らかいので折れ曲がり易いです。
エアーが詰まるのが少し心配ですが余程の圧をかけない限りエアーは止まってしまうということはありませんでした。
バッテリーについて
バッテリー専用で乾電池の利用はできません。
利用可能時間
購入直後のフル充電状態で釣りへ持っていった時の計測になります。
- 午前2時半から午前11時まで9時間半を連続運転をさせたところ、本体の充電残量のランプは2つでした。(残量約1/2)
- 午前0時半から午前12時半まで12時間を連続運転をさせたところ、本体の充電残量ランプは1でした。(残量約1/4)
連続運転の場合ランプ1つで4時間弱といったところなのでフル充電で約16時間ほど使える計算です。
※断続運転(エコ運転)での利用に関してはAmazonの商品説明欄に約25時間使用可能との記載あり。
充電時間
充電残量0状態から家庭用電源コンセントUSB変換を使用して充電した場合のフル充電までにかかった時間は約4時間でした。
1メモリあたり1時間の充電時間が必要な計算になります。
動作音
家で試運転させた時はまぁそれなりだと思いましたが、海で使っていると3mくらい離れると音が殆ど聞こえないので動いているのか心配になります。
手持ちの静穏構造のエアーポンプ(G-AIR1500SB:幅60cm水深40cm以下の水槽用:排出量1.0L/分:排出口1口)と比べてもかなり動作音は小さいので、静穏性能は高いと思われます。
外観
商品のサイズの記載を見ていなかったので、商品の画像を見ただけの時はかなり小さいイメージがあったけど、実物は一般的はエアーポンプと同じくらいでした。
エアー排出口は2口です。
電源ボタン周辺
DCアダプタポートの形状の記載も表記がないので、どういうACアダプタを接続すればよいか詳細不明です。
本体裏面
側面
重量
私の持っている単一電池2個を使うエアーポンプが電池含めて399gなのに対して、LT-203Sは532gと少し重くなります。
やっぱり充電バッテリーが大きいと重量も増しますね。
エアーの出方
エアーストーンは一見良さげに見えるが泡の大きさも普通だし、エアーの出方が根元の半分くらいからが殆どで、先の方からはエアーがあまり出ないです。
購入後にAmazonを見ると丸型の写真に変わっていました。
ストーンは時々変更されるのかな?
エアー排出状態
1つ使用
2つ使用
実際の使い方
購入から2ヶ月ほどが経ち、20回程の釣行でアジを生かしておく為の利用や釣ったアジを家で次の日まで生かす為に使ったりしていますが特にトラブルもなく使用できています。
使い方としては以下の様な感じで使う事が多いです。
家のガレージにて20Lの海水(水温18℃に安定)に12cm程のアジを15匹程入れ、2口分のエアーで12時間使用しましたが1匹も死ぬことはありませんでした。
また、10月に釣り場ではバッカン2つにそれぞれ1本づつエアーを送りながら10~20匹のアジを生かすのに使いましたが、アジは死ぬことは無かったです。
12月に入り外気温が低くなってバッカンの水温が10℃程になってしまうといくらエアーポンプを使っていてもアジはかなり弱ってしまいますね。
電池式の物より少し重いですが行き帰りの持ち運びだけなのであまり気にすることも無いと思います。
後はバッテリーの経年劣化が気になる所ですが、現状は非常に満足しています。
おしまい。
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