ダイソー メタルバイブレーション レビュー

2020年春に発売開始した新ルアーは初のメタルバイブレーションです。

メタルバイブ

商品名は「メタルバイブ」……そのままです。

ラインナップは7g/10g/14gでカラーはシルバーのみです。

標準でスナップとダブルフックが装着されています。

パッケージ裏にはラインの結び方とキャストの仕方、釣りあげ方が……あって無いようなレベルで記載されています。

外観や使用感

シルバーボティーに赤い目玉。

スナップを装着するアイは3種類あります。

ダブルフックだと外れやすそうな感じがしましたが、実際取り外そうと思っても結構硬いので、フックが本体から勝手に外れてしまうということは心配なさそうです。

数回使ってみましたがテーリングしやすいということもなく、釣り具メーカーから販売されているメタルバイブレーションと同じような感じで使えます。

遠投距離の方は14gを使った場合で、ダイワ ラテオ90ML・Qとダイワ 15レブロス3000にPEラインの1.5号を使って無風状態で約60mです。

キャストが下手な私でもクルクル回ることも無く綺麗に飛んでいきます。

3種類のアイについて

水中映像はYOUTUBEに多数上がっているので見てみると、取り付けるアイによってかなり姿勢が変わるようです。

実際に使ってみると取り付けるアイによって振動する為のリトリーブスピードが違うようです。

  • 前方アイに取り付けた場合、ある程度の速度でリトリーブさせないと振動しないようです。スローに引けない為、表層で使うと海面から飛び出しやすいです。
  • 中央アイに取り付けた場合、ゆっくりめにリトリーブさせても振動が伝わってきます。表層付近でも気を付ければ使えます。
  • 後方アイに取り付けた場合、ルアーが浮いてこないくらいデッドスローにリトリーブしても振動が伝わってきます。表層で使いやすいです。

アイによって引きの重さも変わってきて、「前方 < 中央 < 後方」というように後方アイでは結構な引き重りがあります。

色々と探り方を試せるので楽しいです。


トレブルフック化

ダブルフックよりトレブルフックの方が針掛かりが良くなりそうな気もしないでもない?ので使い心地を試してみました。

14gのメタルバイブでトレブルフックのサイズは#4です。

テーリングしやすくなるかなという印象ですが……ラインを拾うよりもボディーに引っ掛かって帰ってくることが非常に多かったです。

10投して8回はこの状態だったので使い物になりません。

トレブルフックのサイズを厳選すればマシにはなりそうです。

各部分の劣化具合

ダイソー商品の金属物と言えば錆びやすい!

3釣行で使い、使った日には帰って直ぐに水洗いして部屋で乾かすという感じで1カ月経った状態です。

ダブルフックの状態

良く見ると少し錆びた部分もありますが目立つ程ではありません。

スナップの状態

スナップは錆びもなく綺麗な状態です。

ボディーの劣化度

予想に反して塗装の剥がれが全くなく綺麗な状態です。

目玉なんてすぐに取れて無くなるだろうと思っていましたが、未だ失明しておりません。

フックやスナップは錆びて交換必死、ボディーはハゲハゲ状態という予想をしていましたが結構新品に近い状態を保っています。

とはいえ、ダイソー商品は個体差が激しいのが売りですので!

この商品はたまたま劣化しにくかっただけという可能性は大いにあります。

それでも、メタルジグのジグロックのように、すぐにボディーが曲がったりするようなことはなさそうです。