コストパフォーマンス抜群 デュエル カーボナイロン

2020年6月20日

私が愛用しているデュエルのカーボナイロンライン ハードコア パワーリーダーCNとCN500の紹介です。

カーボナイロンとは

デュエルの説明には「ナイロンの操作性、強力な直線・結節強度と耐久性」という特性が書かれています。

デュエルWebページの説明を読むとナイロンをフロロカーボンでコーティングしたような構造になっているらしいです。

ですのでどちらかというとナイロンに近い使い勝手です。

スプールに巻いて置いているとそれなりにクセも付きますが、糸を持って引っ張ると比較的簡単にクセは取れます。

ハードコア パワーリーダーCN

ルアーフィッシングのリーダーには主にデュエルのハードコア パワーリーダー CNを使用しています。

素材はカーボナイロンとなります。

私はルアーフィッシングを始めた頃から使用し始めましたが、当初ラインの種類や特性など殆ど知らなかったのでフロロカーボンのように耐久性があってナイロンのような操作性で使いやすいというふれこみにそのまま乗っかった感じです。

ショアジギングでは主に6号(25lb)を良く使用しています。

磯など根の激しい場所での釣りはしないですが、テトラポットなんかで多少擦れる感じがあっても、ささくれはしますが簡単に切れることは今のところありません。

もちろんささくれができてしまった場合には交換します。

根がかりを強引に外す時も切れなくて困るほどです。

リーダーとして使用する際にPEラインとFGノットで結束しますが、フロロカーボンに比べて滑り難く食い込みが良いのですっぽ抜けの失敗が無くてやり易いです。

カーボナイロンを使ってたおかげでFGノットが上達するのが早かったのかもしれません。

そういう意味ではルアーフィッシング初心者のリーダーとしてお勧めです。

ハードコア パワーリーダーCNのケースは工夫が施されていて、ジャッジストッパーによって糸を必要な分だけ出してピタッと止めることができます。

海で使っている時に不意に落としてしまっても、糸の先を持っていれば糸が出続けることがないのでコロコロ転がって行ってしまうことがないです。

100mで150円前後のCN500

ボビンタイプのカーボナイロンでCN500という商品があります。

500mで500円~900円ほどです。

号数により多少値段は変わりますがナイロンラインやフロロカーボンラインに比べてかなり単価が安いです。

安いラインは劣化が激しかったり強度がなかったりと不安になりますが、リーダーとして使用していましたのでその辺の心配はありませんでした。

パワーリーダーCNとCN500の違い

デュエルのWebページにはラインのスペックが記載されています。

スペックを見ているとハードコア パワーリーダーCNもCN500も同じ号数であれば強度も直径も同じ値になっているんですよね。(強度が若干違う物もありますがほぼ同等)

ただ単価でみると大きく違います。

6号の場合(amazon価格で比較)

・ハードコア パワーリーダーCNは50mで900円なので1mで18円

・CN500は500mで700円なので1mで1.4円

と10倍くらいの価格差となります。

スペック表を見比べていて分かる違いといえば、色と号数のラインナップの違い、あとはケースの違いです。

店で店員にラインとして販売されているものとリーダーとして販売されているものは糸の性能に違いがあるのかという質問をしてみましたがあやふやな回答ばかりでした。

店員に聞いても嘘くさいのでデュエルカスタマーサービスへ質問してみました。

質問内容は「ハードコア パワーリーダーCNとCN500の糸の性能の違いについて。同号数であれば標準強力と標準直径が同じスペックとなっていますが同じ糸と考えて良いでしょうか。」という内容です。

デュエルカスタマーサービスからの返答は以下でした。

(前略)

お問い合わせをいただきました、「ハードコア® パワーリーダーCN」と「CN500™」の違いの件ですが、糸の物性は同じです。それ以外の違いとしましては、以下がございます。
① カラー展開
② 長さ展開
③ CN500はボビン巻き、パワーリーダーCNは糸をカバーする軟質樹脂ホルダー(ジャストストッパー機能付き)に入っています。

(後略)

デュエルカスタマーサービス 担当

やはり使われている糸そのものは全く同じということらしいです。

そんなわけで、私はこの後からはCN500クリアーを買いラインに使ったり、リーダーに使ったりしています。

パワーリーダーCNのジャストストッパー付きのケースは便利なので、使いきったらCN500を巻いて使っています。


使用用途

私が使うのは2号、3号、5号、6号、10号(色は全てクリア色)で主な使い方としては以下の様になります。

  • 2号:自作サビキ(本線/エダス)、餌釣り用(ライン/ハリス)
  • 3号:自作サビキ(本線/エダス)、穴釣り用(ライン/ハリス)
  • 5号、6号:自作ジグサビキ(本線/エダス)、ショックリーダー、泳がせ釣りハリス
  • 10号:ショックリーダー、泳がせ釣りハリス

それぞれの利用の仕方において現在のところ、「良く切れる、巻き癖が付きすぎる」など問題が発生することがないので、余程根ずれなど気になる場所での使用以外はCN500を使用しています。

2号で作成したサビキなどは何回も使いまわしもしていますが、ヨレてはくるものの切れることはないです。