深日港釣り場紹介(旧フェリー乗り場・赤灯台・白灯台)

2023年7月15日

アクセス

大阪方面からであれば国道26線の淡輪ランプで降りて左折するか深日ランプで降りて左折してください。

深日ランプで降りた方が早いですが、淡輪ランプで降りると左折してすぐに「釣り師」という釣具屋があります。

両ランプから府道752号を走り「深日中央」のロータリーを加太方面へ走るとすぐに右手に深日港駅の踏切がありますので右折してください。

突き当りには無料の駐車場がありますし、突き当りを右折して進み白灯台へ行くと無料の駐車場があります。

その他路上駐車ができますが船着き場付近、特に赤灯台付近のハマチの養殖場付近は輸送トラックの出入りがあるため駐車しない様にしてください。(注意書きの看板もあります)

業務に支障が出ると通報されレッカー移動されます。

電車

南海本線「みさき公園駅」で「多奈川線」へ乗り換えて「深日港駅」で下車してください。

深日港駅

「みさき公園駅」から「深日港駅」までは2駅で乗車時間は約5分です。

「深日港駅」から海までは歩いて2分ほどで、改札口を出るとすぐに釣り場が見えます。

深日港駅改札出てすぐ海

釣りの季節になると釣り道具やクーラーボックスを持って電車で釣りに来る人も多いです。

足元でサビキ釣りができる船着き場付近までは徒歩2分、赤灯台までは徒歩5分、白灯台までは徒歩10分といったところでしょうか。

深日港観光案内所付近(旧フェリー乗り場)

突き当りにある信号の奥がサビキ釣りで賑わう場所になります。

1998年頃までは深日港から洲本行きや徳島行のフェリーや淡路島行の高速船など定期旅客船が発着していた場所になります。

旧フェリー乗り場と私は呼んでいます

観光案内所の前は無料駐車場になっていて、トイレもあります。

信号機の手前辺りには釣具屋「深日港釣具店」があります。

仕掛けなども売っていますが基本的にはエサ屋さんで、ルアー系は置いていません。

深日港釣具店

旧フェリー乗り場では駐車場が近く足場が良いので家族連れが非常に多いです。

釣りをされる方の大半はサビキ釣りになります。

対象魚はアジ、イワシ、サバでイワシが回ってきた時には手を伸ばせば隣に当たるくらいの間隔で釣りをしている状態になることもあります。

季節によってはちょい投げでカレイ釣りをしたり紀州釣をする人もいますが……良型はあまり期待できません。

西側の一部分では車の横付けができるので非常に便利です。

深日港釣り場

しかし、その先の小型船の停泊場は釣り人のマナーが悪い為、現在は釣りが禁止になっていますので注意してください。

車の駐車も禁止となっています。

8月以降のタチウオシーズンになるとタチウオが湾内まで入ってくることがありますがサイズは小さいです。

タチウオ一点狙いであれば赤灯台の方が良型が釣れます。

季節

台風など嵐の後にはイワシが大量に湾内に入ってくることがあり1週間ほど入食い状態が続くことがあります。

種類は主にマイワシ、ウルメイワシでマイワシはサビキで良く釣れますが、ウルメイワシは沢山泳いでいるのが見えるのにサビキでなかなか釣れません。

9月~10月には毎年マイワシが良く釣れる時期があります。

6月~1月の長い間アジが狙えます。

6月くらいは豆アジですが8月を過ぎると15cmくらい10月くらいになると20cmくらいと次第にサイズが大きくなっていく感じです。

年によっては全くアジが釣れない時もあります。

狙える魚

  • アジ、サバ、イワシ
  • ガシラ
  • カレイ
  • チヌ
  • タチウオ

赤灯台

赤灯台へ行くには観光案内所前の信号を左折して道なりに進むと赤灯台へ着きます。

深日港赤灯台付近

ハマチの養殖場や新日本工機の出入り口があるため、大型トレーラーが出入りしますので赤灯台付近は駐車しないでください。

業務妨害をすると通報されてレッカー移動されます。

赤灯台は手前の方から途中まで外向きには中型テトラポットが入っています。

テトラポットの上は比較的動きやすいです。

テトラポットの隙間も多いので穴釣りをしている人が多いです。

その他、エギングやショアジギング、投げ釣りをしている人も多く、季節によって狙える魚が変わります。

根掛かりはし辛いですが50mくらい沖にブイが入っていることが多いのと、足元から10m付近まで沈み根があるのでしつこくボトムを取っていると根掛かりします。

内向きは船着き場とハマチの養殖場になっていて特に釣れるわけではないです……むしろ釣れないです。

養殖場のところは満潮時には浸かってしまいます。

堤防の先の折れ曲がった所から先では外向きで紀州釣をしている人が多いです。

赤灯台

内側の敷石は干潮時にはむき出しになるので隙間を狙って穴釣りもできます。

こちらも満潮時は海水で沈みます。

赤灯台

灯台周辺は中型テトラポットが入っています。

テトラポットの入り方がまばらなので移動には少し注意が必要です。

満潮時には沈む場所も多いので滑りやすい場所が多いですので注意してください。

昔は穴釣りは灯台下の方が良く釣れましたが、最近はあまり釣れない印象です。

また、ショアジギングや泳がせ釣りで青物が狙えます。

季節

6月~7月にはカマスが良く釣れる時期があります。

8月~11月にはタチウオが良く釣れる年があり、タチウオが釣れだすと夕方から深夜にかけてテトラ帯から灯台下までずらりと電気ウキが並びます。

狙える魚

  • アジ、サバ、イワシ
  • ツバス、ハマチ、メジロ
  • ヒラメ
  • セイゴ、ハネ
  • カマス
  • ガシラ、メバル
  • キス
  • カレイ
  • チヌ
  • タチウオ
  • アオリイカ

白灯台

白灯台へ行くには観光案内所前の信号を右折して道なりに進みます。

カーブしているところには途中に「太公望」という釣道具屋があります。

太公望釣具

もう少し進むと白灯台へ着きます。

白灯台入口

門を入ってすぐ右側に車を止めることができ、その奥には広い駐車場もあります。

駐車場前は水深が浅いので釣りをしている人は殆どいませんが、何故か他では全くアジが釣れていないのにここでだけアジが良く釣れる時があったりします。

手前では釣れないので飛ばしサビキが必要です。

白灯台

白灯台は赤灯台に比べて短く内向きは小型船が停泊しているのと根掛かりしやすいです。

赤灯台に比べて白灯台は釣り座が少ないです。

白灯台

堤防外向きでは投げ釣りをしている人が多いです。

根掛かりはし辛いですが釣り座が狭いのでシーズン中は中々場所が取れません。

灯台周辺にはテトラポットが入っていますが非常に移動がし難い状態です。

移動し辛いのもあってか、あまり穴釣りをしている人をみかけません。

秋以降には泳がせ釣りやショアジギングをしている人が多いです。

堤防と反対側には深日漁港方面へ向かってテトラ帯が続いています。

テトラポットは急で高く積まれているので穴釣りはし辛いです。

季節

10月~11月の早朝は青物狙いで泳がせ釣りやショアジギングをしている人が増えます。

それほど魚影は濃くありませんが、ブリやメジロが釣れているのを何度か見たこともありますのでチャンスはあります。

狙える魚

基本的には赤灯台と同じ釣果が期待できますが、海底の状況なのか釣り座が少ないせいなのか魚種はあまり多くない感じがします。

  • アジ、サバ、イワシ
  • ツバス、ハマチ、メジロ
  • セイゴ、ハネ
  • キス
  • カレイ
  • チヌ
  • タチウオ

以上、深日港、赤灯台、白灯台の紹介でした。

天候

風の強さが同じでも風向によって波の高さが全く異なることが多いです。

岬町の外向きの釣り場は北向きの場合が多いので、南風の日には風速7m/sを超えるような場合でも殆ど波が無いことが多いです。

逆に北風が吹く日には風速3m/s程でも波が高くなり堤防に波が打ちつけて危険な状況になる場合があります。

故に、北風の日には風裏となる釣り場が殆どないので、釣り場としては港内などの波が入ってこない場所くらいでしか釣りができなかったりします。

深日港紹介動画

動画でも深日港紹介をしていますのでよければご覧ください。

たいした動画は撮れませんが、気が向いたらチャンネル登録でもしてやってくださいまし。